WORKSHIP COLUMN Vol.09


■年末の思考と嗜好

12月に入り一気に肌寒くなってきました。この時期になると1年の色々なことを振り返りますが、私事の最大の出来事は6月に今の職場に転職をしたことです。環境は整いました。日々精進していきたいと思います!

この時期に振り返る、といえば。

毎年1年で鑑賞した映画のTOP3を勝手に決めているので紹介したいと思います。今年は数えると42本の作品を鑑賞していました。今年の色としては昨年から続いてドキュメンタリー調とサスペンスの作品が多かった気がします。

それでは

3位:「リザとキツネと恋する死者たち」

ブダペストの映画です。住み込みで看護人として働くリザとリザにしか見えない日本人歌謡歌手の幽霊トミー谷、リザの周りで起こる奇怪な殺人事件を探る刑事のゾルタン。3人の素直で奇妙な恋愛抗争がファンシーかつユーモア溢れていて、更にバカバカしく、最高の娯楽恋愛映画でした。純真な恋愛で着地させるセンスの良さ、トミー谷が歌う歌謡曲がクセになる作品です!

2位:「シングストリート」

父の失業で公立の荒れた学校に転向した14歳のコナー。両親のケンカ、大学を中退した音楽狂いの兄、何事にも無関心な姉といった家庭崩壊寸前の家で無気力に生きる。街で見かけたモデル志望のラフィナの気を引くため、「僕のバンドのPVに出ない?」と、ありもしないバンドのPV出演をお願いする。慌ててバンドを組み、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意し、曲作りの日々が始まる。
単なる青春成長ムービーではなく、ヨーロッパ映画独特の暗い色味とスカしが生意気で、とてもお洒落な映画でした。最後のシーンは納得いかないが、それ以上に勝る本編のワクワク感がそれを許してしまう…上映後のサントラを買う列があんなに長いのを初めてみました。もちろん購入!

1位:「キャロル」

1952年、ニューヨーク。デパートのおもちゃ売り場で働く若い女性、テレーズ。彼女の前に娘へのクリスマスプレゼントを買いに来た洗礼されたミステリアスな女性が現れる。その女性に魅了されたテレーズはダメ元でおもちゃの配送先へクリスマスメッセージを送る。すぐにその女性、キャロルから連絡が来て2人は会うようになり、互いに惹かれて行く…離婚調停中で娘の親権を争うキャロル、婚約者の男性からの求婚に悩むテレーズ。2人を取り巻く問題が更に絆を深めるが簡単にはいかない阻まれた恋愛。
思っていたより重厚感はなく、さらさらとしていて観やすかったです。とても上質な恋愛を観れた感動、そして最後のカットは吸い込まれそうで…きれいな着地で満足度の高い作品でした。

他にも言い足りないですが…
(スポットライトのレイチェルが最高とか、スーサイドスクワットはハーレイのひとり勝ちとか、リリーのすべてのアイナーの切なさとか…)

来年は趣味の時間でインプットした発想をお仕事でアウトプットしていければと思っております!2017年!

執筆者:徳山 すずな

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